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朝から凹む……(^^ゞ。でも納得! [翻訳]

朝一番にメーラーを開いて思いっ切り凹みました(^^ゞ。2,3日前に受けた翻訳会社の採用試験の「英語→日本語」が見事に「不合格」! まだ「フランス語→日本語」も残ってるのですが、たぶんダメでしょう(>_<)。
その会社、翻訳レベルが「カジュアル」「スタンダード」「プロ」の3段階になっていて、もちろん報酬もこの順番に高くなります。以前、「スタンダード」と「プロ」の2段階になっている他の翻訳会社の試験では「プロ」レベルで合格していたので、今回もたぶん大丈夫だろうと高をくくっていたら、まさかの「カジュアル」レベルにすら達していないという評価……。こんなにも実力がなかったのかと落ち込みましたよ。
ところが、この翻訳会社のサイトの中にあった「翻訳サンプル」を見て納得しました(試験を受ける前にもっとしっかりと見ておかなかったことが悔やまれます)。「とてもこんな訳し方はできない」と痛感したんですよ。原文にないフレーズが加えられているものもあって、「ここまで原文を逸脱しても良いのか?」とも思いました。でも、翻訳が「『形』を移すのではなく『中身』を移すこと」だとすれば、それもありなのでしょうね。今さらながらですが、ひとつもふたつも勉強になりました。
余談ですが、最近、歳のせいで物忘れも多くなったせいか、今までできていたことが少しずつできなくなって来ている気がするんですよね~。思うように言葉が出て来なかったり、覚えているはずのことがどうしても思い出せなくなったり……。そろそろ「脳トレ」でも始めた方が良いのでしょうかねぇ……(笑)。

【追記(12月1日記)】
未練がましく試験問題と自分の訳文をあらためて見直してみたら、「お馬鹿~~~!」 大事な単語をひとつ完全にすっ飛ばしてるじゃないか~! こりゃダメだ! 何で気が付かなかったのだろう? なくても文章としては問題なく成立するけど、話の流れが全く違って来るじゃんよ~! これじゃ合格するわけないよ。恥ずかしい~~~(--〆)。
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知らなかった百恵……。 [日記]

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ブログのヘッダを早々とクリスマスバージョンに変えたところで、BGMは何が良いかなと探していたときに、ふとYOUTUBEで巡り合ったのがこの『お菓子職人』でした。アルバム『百恵白書』の中の1曲なのですが、百恵ちゃんの現役当時、ぼくはまだ学生だったし、うちには小さな卓上ステレオ(ミニコンポのような洒落たものではありません(^^ゞ)しかなかったので、アルバムを買い揃えることもなく、ラジオから流れて来る新曲をひたすらカセットに録音して聴くのが精一杯でした。なので、アルバム収録曲は知らないものが多く、当然この曲も知りませんでしたが、甘い苺のショートケーキの曲なら、直接クリスマスを歌ったものでなくても雰囲気は出るだろうと思って選びました。「パティシエ」ではなく「お菓子職人」と呼ぶあたりが時代ですね~。「麹町、角を曲がって2軒目の店」って実在するのでしょうかねぇ。苺のショートケーキが美味しい店ということから「しろたえ」が思い浮かんだのですが、あの店は赤坂ですから違いますよね……。

★    ★    ★

以前、ブログでこういうものを紹介したことがあったと思います。
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これを食べた方の感想が動画でアップされていましたのでご覧ください。こちらも以前紹介した鉄道動画の作者が、「アンパンマン版黒ひげゲーム」で負けた方の罰ゲームとしてこの商品を試食するところを撮影したものです。一応「ゆっくまー相談室」として、視聴者からの相談や質問に答える形になっています。





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アカウントに関する重要なお知らせ―from Amazon.co.jp。 [日記]

Amazon.co.jpから「アカウントに関する重要なお知らせ」と言うメールが届きました。本文は次の通りです。

【以下、メールよりコピペ】

平素はAmazon をご利用いただき誠にありがとうございます。

このたび技術的な不具合によってアマゾンからお客様のEメールアドレスが誤って露出してしまいましたのでお知らせいたします。この不具合はすでに解決済みです。本件は、お客様の操作によるものではございません。また、パスワードの変更などをお客様にしていただく必要もございません。

Amazon.co.jp カスタマーサービス
ttps://www.amazon.co.jp/(誤まってクリックされないよう、念のため頭の「h」を省いてあります。)

【コピペは以上】

これって「本物」のメールなのでしょうか? 過去に、Amazonを騙るフィッシング詐欺メールが蔓延したことがあったので、どうにも信用できません。Amazon.co.jpでのネット・ショッピングを利用されたことのある方、同じようなメールは届いていないでしょうか? Amazon.co.jpのホームページを覗いて見ても、詐欺メールに対する注意を促すような情報は見当たりませんし(ぼくの探し方が悪いのかもしれませんが、そのようなセキュリティに関する重要情報は一目でわかるようにしておいて頂きたいですね)、本物かどうかの判断が付きません。
気掛かりなことはもうひとつ、もしもこのメールが「本物」であった場合、この文面の内容(「技術的な不具合によってアマゾンからお客様のEメールアドレスが誤って露出してしまいました……」)は事実なのでしょうか? ちょっとググってみますと、アメリカのAmazon.comの元従業員がユーザーの個人情報を第三者に売り渡したとして解雇されたというニュースがありましたが、何かの関係があるのでしょうか? Amazon.comとAmazon.co.jpは完全に別法人だと認識しているのですが、個人情報等の「共有」はあるのでしょうか? まあ、露出したのがEメールアドレスだけで、住所や氏名、銀行口座等の流出はないようですし、「不具合は解決済み」とのことで今後さらに被害が拡大する心配もないとは思うのですが、どうにもスッキリしません。いずれにしても、Amazon.co.jpのサイトで何らかの経緯説明をして頂きたいものです……。
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河北総合病院に通院してます! [日記]

記事にして良いものかどうか迷いましたが、ちょっと気になったので記事にします。阿佐ヶ谷駅前にある河北総合病院の泌尿器科に定期通院してます。このところ、肺がんの見落としで40代の女性が亡くなり、さらに新たに5人の肺がん見落としが見つかったとして、いろいろと批判を浴びているあの病院です。ただし、問題の「河北健診クリニック」は本院等とは別に高円寺駅前にあるようです。
河北病院との付き合いは長く、最初に掛かったのは20年近く前の尿管結石のときでした。明け方のことで、痛みに我慢できなかったので救急車を呼び、自宅からもっとも近い救急病院にはベッドに空きがないからとのことで断られて、最終的に搬送されたのが河北病院でした。その後、2度ばかりまた尿管結石でお世話になり、蜂窩織炎で11日間入院し、さらに3年ほど前の血尿以来定期的に通院しています。幸いにも感じの悪い医師に当たったことはありませんが、血尿の原因がいまだにはっきりしないあたりにちょっと不安を感じることはあります。そこに来て今回の肺がん見落としのニュースです。ぼくの中で病院に対する信頼感は少しですが揺らぎました。以前、河北病院が「死に北病院」と陰口を叩かれていたことは知っていましたが、経営陣が変わってからはずいぶん良くなったとも聞いて安心していたので、今回の件はやはりショックでした。
亡くなられた40代の女性ですが、胸部レントゲンの結果に、ひとりの医師が所見を付けたのに対して、もうひとりの医師が「問題なし」の判断をしたため、結果として「問題なし(精密検査の必要なし)」となって肺がんが見落とされてしまったようですね。複数の医師によるチェックが上手く機能しなかったと言ってしまえばそれまでですが、もしも仮に、所見を付けた医師がまだ若手で、問題なしと判断した医師がベテランであった場合に、若手医師がベテラン医師の判断に異議を唱えることができたかどうかに疑問が残ります。病院とは言え、一般の会社と同様、それなりの「力関係」はあるでしょうからね。「明らかにこれは肺がんだ!」という確信が持てていればできたかもしれませんけどね。もうひとつ、会社等で年に一度行われるような簡易的な健康診断でどこまで病気が発見できるかという問題もありますね。ぼくは「目安」にすぎない気がします。年に一度の血圧測定や血液検査、尿検査、心電図や胸部レントゲンだけでどこまでわかるのでしょう? 以前にも書きましたが、タレントの北斗晶さん、毎年乳がん検診を受けていたにもかかわらず発見されず、それなのに乳がんを発症して片方の乳房と脇の下のリンパ腺を切除する事態に陥ってしまいました。専門的な乳がん検診ですらこういうことが起きるのですから、通り一遍の健康診断では、病気が特定できるほどの明らかな兆候でもなければ発見は難しいのではないでしょうか? 40代くらいになれば、それなりに専門的な健診を受けた方が良いかもしれませんね。人間ドックを受けるのも良いでしょう。そして、何よりも頼りになるのが自分の勘。身体を触ってみると変なしこりがあるとか、身体の調子がどこかいつもと違うと感じるときには、迷わずに医師の診察を受けてみることですね。あっ、医師選び、病院選びが一番難しいか……(^^ゞ。何だか話が振り出しに戻っちゃったみたいです……。
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ホリプロ同寮会……。 [日記]

つい先日の11月3日、「ホロプロ同寮会」なるものが恵比寿アートカフェフレンズで催されたようです。三谷晃代さん、渡辺秀吉さん、緑川真さん、藤正樹さん(藤さんだけソロの歌唱が見つかりませんでした(^^ゞ)のかなり懐かしい曲を、2018年現在の歌唱でお聴きください。緑川真さんだけ当時の面影がないような気がするのはぼくだけでしょうか……。
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まずは三谷晃代さんのデビュー曲『絶交』から。 つづいて渡辺秀吉さんのデビュー曲『ぼくはもう一度恋をする』。 さらに緑川真さんのデビュー曲『高校時代』。 最後に藤正樹さんを加えてメンバー4人での『あの素晴らしい愛をもう一度』と『糸』。    
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頭が良くないとミステリー作家は務まらない? [日記]

読書の秋はまだ続きます。またもや読書日記になりつつある当ブログですが、「堪えてよぉ!」と和歌山弁で呟いたところで本題に入りまするぅ~。

今回読んだ岡崎琢磨さんの新作『夏を取り戻す』は、ライトノベル色の強かった『珈琲店タレーランの事件簿』とは違って本格ミステリー仕立てになっている。

夏を取り戻す (ミステリ・フロンティア)

夏を取り戻す (ミステリ・フロンティア)

  • 作者: 岡崎 琢磨
  • 出版社/メーカー: 東京創元社
  • 発売日: 2018/09/28
  • メディア: 単行本


21世紀も近いある夏休みの終わり、小学4年生の少女が2日間の家出をしたのをきっかけに、その同級生たちが次々と不可解な失踪事件を繰り返す。いずれも、せっかくの夏休みを塾通いで潰されたことに不満を持っていた子どもたちだ。密室状況の中でいとも鮮やかに消えては数日後に何事もなかったかのように戻って来る子どもたちに周囲の大人たちは翻弄される。そんな中、その連続失踪事件に興味を持ったふたりの雑誌記者が、子どもたちの失踪事件のトリックを解明し、真の目的が何なのかを探るために動き出す。すると、その年の5月に行われたキャンプでの出来事に何らかの関係があるらしいことがわかって来る。そこで、そのキャンプで起きた出来事についても調べ始めるのだが……。

小学4年生の子どもたちが考え出す密室からの失踪トリックの巧みさに驚かされた。大人である作者が書いているのだから当然だとも言えるだろうが、実際には、なまじ常識に囚われ過ぎた大人よりも発想の柔軟な子どもたちのほうが自由で斬新なアイデアを思い付くのかもしれない。ミステリー作家になるくらいの人はきっと、大人であってもそういう柔軟な頭脳を持っているのだと思う。「思考に盲点を作らないように気をつけろ!」とは作品の中でベテラン記者が新米に向かって言ったセリフだが、ミステリーの読者に対しても同じことが言えるだろう。思考に盲点を作ると、頭の良い作家のトリックにコロリと騙されてしまうから。いや、騙されて何度も大どんでん返しを喰らうのもまた、ミステリーを読む楽しみのひとつなんだけどね。
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おなじみの小路幸也さん! [日記]

夜がだんだん長くなって来たので、ぼくの「読書の秋」はまだまだ続いております。今回はおなじみ小路幸也さんの新作『春は始まりのうた マイ・ディア・ポリスマン』。『マイ・ディア・ポリスマン』シリーズ(になるのかな?)の第2弾です。


春は始まりのうた マイ・ディア・ポリスマン

春は始まりのうた マイ・ディア・ポリスマン

  • 作者: 小路幸也
  • 出版社/メーカー: 祥伝社
  • 発売日: 2018/10/11
  • メディア: 単行本


東楽観寺前交番に赴任して来てから3回目の春を迎える宇多巡巡査の周囲で「白いお化け」目撃事件が多発し、本当にお化けや幽霊の類なのか、はたまた誰かの悪戯なのかの調査が始められる。そんな中、宇多の恋人で新人マンガ家の楢島あおいは、密かに宇多を見張っている不審な男に気付くのだった……。
本作では、捜査一課の優秀な若手刑事であった宇多巡が、突然交番に左遷されて来た裏事情が明らかにされる。どんな社会にも日の当たる表があれば、闇のように暗い裏もあるということだ。できることなら闇の裏世界は見ずに過ごせると有難いのだが、長い人生、そう上手くは行かないときもあるだろう。宇多巡の場合も、その裏世界をうっかり(だが、しっかりと)見てしまったばかりに、こういうことになってしまったのだ。

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夕食はカレーにするつもり。実は昨日の夕食もカレーだった。二晩続けてのカレー。雨で肌寒いからちょうど良いかと思って。真夏の食欲のないときでもカレーだけはしっかり食べられるから不思議だよね~。インドには「食欲不振」なんて言葉は存在しないのかも……。
そう言えば何かのアンケートで、子どもたちに、お母さんの作ってくれたカレーとレトルトのカレーとではどちらが美味しいかと尋ねたところ、レトルトのカレーに軍配が上がったのだそう。一生懸命作ってるお母さんたちにとってはショックかもしれないが、レトルトカレーの品質や味がそれだけ向上して来ているということなんだろうね。
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故郷和歌山での地震……。 [日記]

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11月2日の午後4時54分頃 故郷和歌山県と徳島県で最大震度4を観測する地震がありました。震源は紀伊水道のようです。ぼくは今日まで気付いてなかったのでちょっと心配になりましたが、幸い、大きな被害が出るほどの規模ではなかったので安心しました。ただ、揺れが観測された範囲の広さにはビックリしました。東は静岡県から西は山口県まで、東海・北陸・近畿・中国・四国地方の大半で、震度4~1の揺れが観測されたのです。最大震度4と、それほど大きくない地震にしては、揺れた範囲が広すぎると思いませんか? おまけに、南海トラフ地震が起きたときに強い揺れが観測されそうな地域の範囲と妙に重なっているようにも思えてゾッとしました。実際に起きたなら、もっと広範囲に揺れるだろうとは思います。東日本大震災のときも、主な被災地は岩手県・宮城県・福島県の3県だったにもかかわらず、北は北海道から南は山口県まで、九州を除く非常に広い範囲で揺れたくらいですから。でも、東海・東南海・南海地震が連動して起きるのなら、今回の地震の地域が強い揺れの中心になるような気がします。今年は最大震度6以上の地震が近畿と北海道とで起きていますし、何だかちょっと気味が悪いですね……(^^ゞ。

追記(11月5日記):
今朝の8時過ぎにまた、紀伊水道を震源とする地震があったようですね。最大震度は3でしたが、紀伊水道付近の地殻がじわじわと動いているようで不気味です。ここしばらくは十分に警戒した方が良いかもしれませんね。
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辻村深月の原点回帰?――『かがみの孤城』読了~! [日記]


かがみの孤城

かがみの孤城

  • 作者: 辻村 深月
  • 出版社/メーカー: ポプラ社
  • 発売日: 2017/05/11
  • メディア: 単行本


辻村深月著『かがみの孤城』を読んだ。2018年の本屋大賞第1位の作品である。辻村さんは『冷たい校舎の時は止まる』でメフィスト賞を受賞して作家デビュー。メフィスト賞は講談社が主催する未発表小説を対象とした新人賞だが、一般公募とは違い、応募期限が定められていず、編集者が直接応募作を読んで選考するという、「持ち込みを制度化」したような賞のようだ。以前は原稿枚数の規定もなかったらしい(現在では原稿用紙換算で330~700枚)。ちなみに、辻村さんのデビュー作『冷たい校舎の~』は文庫本にして上・中・下3冊にも及ぶ大作である。ぼくはこのデビュー作を読んで、丹念な書き込みと緻密な伏線の張り方に感服した覚えがある。無名の新人ながら、いわゆる「新人賞」の応募にこれぼどの長編大作を送って来る熱意にも感心させられた。今でも好きな作家のひとりである。

で、『かがみの孤城』。高校を舞台としたデビュー作に代わり、今回は中学校が舞台だが、内容的にどこかデビュー作とイメージが重なる部分があり、「原点回帰」だと思った。
中学1年のこころは、入学早々にいじめに遭い、数週間の通学の後に不登校になり、家に閉じこもるようになる。そんなある日、部屋の鏡が光り出し、手で触れると吸い込まれるようにして鏡の中に入ってしまう。そこは大きなお城で、こころのほかに、アキ、マサムネ、スバル、フウカ、ウレシノ、リオンがいた。学年は違うが、似たような境遇に置かれた中学生たちだった。そこに「オオカミさま」が現れ、来年の3月30日までに城の奥にある「願いの部屋」に入るための鍵を探せと命じる。見つけた者だけがその部屋に入ることができ、願い事がひとつだけ叶えられるそうだ。鍵が見つかって、誰かひとりの願いが叶えられた瞬間に城は消滅し、この城内で起きたことはすべて記憶の中から消えてしまうと言う。鍵を見つけられなかった場合でも城は3月30日に消滅するが、メンバーの記憶は残るそうだ。自分の願いは叶えたい、でも、みんなとも別れたくない……。気持ちが揺れ動く中、ある日アキが制服姿で城に現れ、それによって、奇しくも7人すべてが同じ中学の生徒だということが判明する。同じ中学で居場所をなくした7人……。これでも結構などんでん返しだと思ったのだが、物語はまだ中盤。実はこの先にさらなるどんでん返しが待っていた。鍵が見つからないままに時間だけが過ぎ、年が明けて3学期が始まる頃、マサムネが突然、思い切って始業式に学校に行くから、みんなにも来て欲しいと言う。教室にまで行けなくても、保健室や図書室でも良いから必ず来て欲しいと……。そして始業式当日、それぞれが勇気を振り絞り、お互いのためにと思って登校するのだが……。

辻村さんは教育学部出身のせいか、中学生や高校生の、親や教師の気付かない(むしろ「気付けない」)ような心理の動きを描き出すのが本当に上手い。親に心配をかけたくなくて、辛い思いをしていても笑顔で隠してしまう子どもたちと、子どもたちのその笑顔の裏にある涙を見抜けない親たち……。そして、ある日突然自ら命を絶ってしまう子どもたちと、ただただ狼狽する親たち……。時代は変わっても状況は変わらない。が、この作品には、どんでん返しのその先に思わぬ感動が待っていた……。

追記:辻村さんの作品は本当に丹念に書き込まれており、伏線も微に入り細にわたって張られていて、ぼくの稚拙な文章力ではとても上手くまとめ上げることができませんので、ともかく読んでみて頂ければ、と思います。

追記(11月5日記):この方、この作品を上手にまとめておられます。参考までに⇒http://tyoiniji.hateblo.jp/entry/kagami_nokojyou_tsujimura_mizuki_review
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